コンパニオンプランツや微生物などの自然力を活用して病気や害虫を防ぐ |
沖縄は温暖なので虫も病気も元気ですので、消毒はお酢を使うなど人体に害のないものを使用 |
沖縄は全国有数の年間日照時間があり、紫外線も超強いので、植物の抗酸化成分を豊富に育てる |
植物は生き物ですので、徹底した風・光・温度・湿度を管理して植物が快適に育つ環境を作る |
古くなった葉や茂り過ぎた葉かき、実らせ過ぎない摘花・摘果などこまめなお世話によって苗の力を生かして育てる |
🍉金色羅皇(スイカ) スイカから発見されたアミノ酸・シトルリンは他の果実にはほとんど含まれず、肝機能改善薬の成分として利用され、また強い抗酸化作用も確認されています。 スイカにはトマトより多くの体内で活性酸素が増えることを抑え、体内組織の酸化を防ぐ赤色色素のリコピンが含まれています。 アンチエイジング緑黄色野菜の条件は100g中にβ-カロテン600μg以上含有と言われていますが、スイカには200gあたり1600μgも含まれています。 ビタミンCも豊富で、1日に必要なビタミンCの約15%摂取できます。 この金色羅皇は、8年の歳月を掛けて開発され、2021年に新品種として全国デビューした日本一甘い高級スイカです。 一般的にスイカの糖度は11度程度で、12度あれば甘いと認識できますが、金色羅皇は糖度15度前後あり、最高糖度20.6度を記録した日本一甘い高級スイカです。 極めて強い甘味と、黄肉種特有のさっぱりした風味を併せ持ち、赤肉形とは異なる美味しさで、西瓜を卓越したスイカと評判です。 果肉が緻密で硬く、食感に優れるほか、種が少なくて食べやすく、皮きわまでしっかりと甘さがあり、果肉が崩れにくく棚持ちが極めて良いです。 皮の部分にも栄養が豊富に含まれるので浅漬けやピクルスや煮物にして食べることができます。 ・抗酸化力★★★★ ・糖度★★★★ 13~16度 ※他と比較すると一般的なスイカ11度、イチゴ8~15度、メロン13~18度、モモ13~16度 ・効果:①血液を改善する効果、②手足のむくみ改善、③アンチエイジング、④新陳代謝促進、⑤目や皮膚の健康や肌老化予防、⑥活性酸素除去、⑦体脂肪燃焼効果、⑧免疫力強化、⑨鉄分吸収促進、⑩コラーゲン線維合成による皮膚弾力アップ、⑪高血圧など循環器疾患予防、⑫カルシウムの骨蓄積向上で骨粗しょう症予防、⑬神経の働きをサポート、⑭有害物質を解毒して肝臓機能強化、⑮疲労解消、⑯利尿効果 ※他の果実にはほとんど含まれないシトルリン含有 ※アンチエイジング緑黄色野菜の条件は100g中にβ-カロテン600μg以上含有、スイカには200gあたり1600μg ※スイカにはトマトより多くのリコピンが含まれている ※1日に必要なビタミンCの約15%摂取できる ・食べ方:冷やすことで甘みが増すので、よく冷やしてそのまま食べましょう。フルーツポンチやサラダ、炭酸に入れて食べるのもおススメです。冷凍してシャーベットやスムージーにして楽しむこともできます。皮の部分にも栄養が豊富に含まれるのでぬかみそ漬け・浅漬け・ピクルス・煮物・炒め物にして食べるのもおすすめです。 |
🥭アップルマンゴー 果皮が赤色のマンゴーを総称してアップルマンゴーといい、代表的な品種は当園が提供しているアーウィン種です。 アップルマンゴーはオレンジ色の果肉で、濃厚な甘みのある味わいが特徴です。 旬は7~8月で、果皮がりんごのように赤くなり、全体が柔らかくなり、甘い香りがしてきたら食べ頃です。 なお、アップルマンゴーは生産地や品種によって大きく値段が変わり、加工用の安いものは1個数百円から、贈答用の高いものは1個数万円するものもあります。 ・抗酸化力★★★★ ・糖度★★★★ 14~17度 ※他と比較するとイチゴ8~15度、メロン13~18度、モモ12~15度 ・効果:①夏バテ予防、②貧血予防、③免疫力アップ、④目の健康、⑤シミ・しわ予防&美白 ・食べ方:豊かな甘みと香りがあり、ジューシーな食感ですのでそのまま食べても絶品スイーツです。その味わいを生かして他の食材と組み合わせてマンゴースイーツとして食べるのもおすすめです。 |
🍌アップルバナナ アップルバナナはハワイ原産のバナナで、皮が薄く、剥いた時に広がるりんごのような爽やかな香りが特徴のバナナです。 モチモチとした食感と熟成具合で変化する甘味と酸味が楽しめます。 栽培が難しく日本での生産が少ない希少価値の高いバナナです。 全体が黄色になった頃からが食べ頃で、黒っぽくなると甘みが増し、酸味が減り、ほのかにリンゴのような味がします。 ・抗酸化力★★★ ・糖度★★★★★ 25~37度 ※一般的なバナナは20~21度 ・効果:①青めのバナナ:便秘解消に効果的、②黄色バナナ:美肌促進に効果的、③熟した茶色バナナ:免疫力向上に効果的 ・食べ方:ダイエットしたい方はダイエット時に食べましょう。バナナの糖質は約20分で体内に吸収されて持続的なエネルギー源になり、運動後30分以内に食べれば筋肉を補修し疲れを癒やす効果があるので運動や筋トレをする方はその前後に食べましょう。焼きバナナにすると糖質の一種「フラクトオリゴ糖」が約20%も増えて甘みととろみが強くなり、善玉腸内細菌のビフィズス菌のエサとなって腸内環境を整えてくれます。冬場など体が冷える時期は焼きバナナを食べることで腸が温まって活発になり、免疫力向上の効果も期待できます。赤ちゃんの離乳食にも最適です。 |
🍊シークワーサー 収穫はじめの9月頃からは緑色の果皮で酸味があり、冬になると熟した果実は黄色くなって甘みが出ます。 同じ柑橘類のミカンの生産量(75万トン)と比べると20分の1しか生産量がなく、生産面積はみかんの100分の1と、実は希少な果物なのです。 和名では「ヒラミレモン」と呼び、沖縄の方言で「シー(酸っぱい)」、「クヮーサー(食べさせる)」を意味しています。 沖縄では在来柑橘として古くから人々に親しまれている果物で、昔は芭蕉布の染み抜きや、繊維を柔らかくする材料としても使われていました。 ・抗酸化力★★★★ ・効果:①記憶力・認知症予防、②糖尿病・生活習慣病予防(血糖値抑制)、③アレルギー症状予防・花粉症対策、④風邪予防(インフルエンザ)、⑤美肌・美白対策、⑥肥満予防・ダイエット、⑦がん予防、⑧高脂血症改善、⑨リウマチ予防・改善、⑩冷え性体質改善 ・食べ方:完熟=そのまま食べてもおいしい、青切り=焼き魚や揚げ物や刺身にかけたり、酢の物にしたり、醤油と合わせてポン酢を作る |
🍃月桃の葉 月桃とは、ショウガ科ハナショウガ属(アルピニア属)の多年生常緑草本です。 沖縄県ではサンニンと呼ばれ、そのほか、シェルジンジャーともいわれます。 花言葉はさわやかな愛で、赤ワインの34倍ものポリフェノールが含まれ、抗酸化作用も注目され、石けん、化粧水、健康食品、ハーブティー等々広く活用されています。 月桃の繊維からつくられた壁紙や障子紙などの和紙もあります。 月桃のエッセンシャルオイルは、アイスクリームのフレーバーとしても世に出ており、注目されています。 ・抗酸化力★★★★★ ・効果:①強力な抗菌作用、②肌を引き締める、③新陳代謝を高める、④肌を活性化させてシミ・シワ改善、⑤リラックス効果、⑥消臭、⑦防虫効果 ・食べ方:月桃の葉を適当な大きさに切ってそのまま使うか、2~3日天日干しさせてから鍋に入れて弱火で煮だし、沸騰したら3分~5分ほど弱火で煮立て、でき上がった月桃茶をそのまま飲むか、冷蔵庫で冷やしてアイスティーにしておいしく召し上がるとよいです。種でもお茶が作れます。他の使い方としては、葉を細かく切って香り袋を作り、タンスの中に入れて防虫剤にしたり、虫を発生させたくない場所に生の葉を置いて、しっかりと防虫することもできます。 |
🐐ヤギ製品(ヤギヨーグルト、ヤギチーズ、ヤギ肉、ヤギジャーキーなど) ヤギは、西アジアの山岳地帯にいた野生のヤギを、家畜として飼い馴らしたものと考えられています。 日本へは肉用ヤギが700~800年ごろに入ってきて、九州や沖縄の島々で、自家用に飼われていました。 とくに沖縄では今でも「ヒージャー」とよんで親しまれており、ヨモギをたくさん入れたヤギ汁、ヤギ刺しなど、数多くの料理法があります。 ヤギ乳は栄養豊富で消化がよいこと、牛乳アレルギーの人も飲めることなどから、そのよさが見直されてきています。 ・効果:①消化促進、②血行促進、③目の健康、④代謝促進、⑤美肌、⑥動脈硬化予防、⑦骨粗しょう症予防、⑧貧血予防、⑨抗酸化、⑩がん予防、⑪ストレス軽減(栄養素だけでなく、ヤギと触れ合うと平均80%のストレス値が軽減されたヤギの癒し効果実証結果あり(笑)) ・食べ方:ヤギのミルクやヨーグルト、チーズは栄養価が高く、牛乳アレルギーの人でも召し上がれます。ヤギは肉をそのまま刺身で食べることも、ヤギ汁を作って食べることもできます。 |